NASをSSD化してもあまり効果が無かった話

自宅NASのテラステーション、HDDがそろそろ壊れる気がする&容量があふれそうです。

どうせ変えるならSSDという事で2015年製のテラステーション(TS3400D)のHDDをSSDに換装してみました。


HDD変換マウンタの取り付け

SSDは2.5インチなので、3.5インチに変換してカートリッジに差し込む必要があります。注意点としてはSATAコネクタの位置まで完全に一致しないとテラステーションでは使えません。

アイネックスのコネクタの位置まで完全再現された製品を購入しました。

アイネックス 2.5インチSSD/HDD変換マウンタ HDM-46B(1,009円)


SSDを取り付けるとこのような感じになります。


樹脂製だけどスリットが空いており放熱は大丈夫そうです。


テラステーションのカートリッジにも無事装着できました。


テラステーション本体への装着も問題なし。


NAS+SSDのベンチマーク(TS3400D)

HDDベンチマーク(TS3400D)
SSDベンチマーク(TS3400D)

結果、ほとんど何も変わらない!

LANが1Gbpsなので最高速度は理論値(125MB/s)近く出ていますが、期待していたランダムアクセス性能の向上には効果が無かったようです。つまりボトルネックはそこじゃなく本体の演算能力の限界だったのです。諦めて新しいNASの購入を検討します…。


おまけ、内蔵SSDのベンチマーク(SATA)

文字通り桁違いに高速です!