防犯カメラ用にDIYで屋外コンセントを増設する(2)

前回の作業の続きです。


ウオルボックスの準備

コンセントやACアダプターなどをウオルボックスに収納します。今回は「未来工業 WB-1AOJ」(808円)を使用しました。

2口露出コンセントには、漏電を遮断する「安全ブレーカ SB31H」を接続しました。

BOXに取り付けるとこのような感じになります。ちょっと下に偏りすぎました。


VE管との接続

露出ボックスから天井付近まで「PF管」で接続すれば簡単ですが、なんとなく曲がり部分等ダラーっとしそうなので「VE管」を使って直線的に接続します。

VE管に「PF管コンビネーションカップリング」を差し込んでVVFケーブルを通します。

位置を決めたら「VE管片サドル」で固定しました。

VE管コーナー継手」で直角に立ち上げていきます。防犯カメラの位置は手が届かない高さがよいので、逆算してウオルボックスの取り付け高さを決めます。

ウオルボックスの取り付け部分には、ある程度の自由度がほしいので再び「PF管」を取り付けて位置を決めます。

取り付けました。位置を適当に決めていたので、ようやくこの段階で必要なケーブルの長さが確定しました。

VVFケーブルを余裕をもって長めに切断したので、このような取り回しになりました。

全景はこのようになりました。何だがメカメカしい感じになってしまったので、ウオルボックスを白色に塗装しようかな?とも思いましたが、しばらくしたら見慣れたのでそのままにしています。


ATOM Cam 2の取り付け

防犯カメラは巷で話題の「ATOM Cam 2」(2,980円)という格安カメラにしました。壁に取り付けようかとも思いましたが、ウオルボックス上でもスペーサーをかますと良い感じに広角撮影出来ていたのでマジックテープで固定しました(後に位置調整できるように)

※このままでは蓋が閉まらなかったのでL型のコンセントアダプターで回避しています。

蓋を閉めるとこのような感じ。うん、小さいので良い感じです。コンセントが一つ余っているのでセンサーライトを追加して防犯性能を向上させようと思います。


ATOM Cam 2の性能

これは、夜11時頃の防犯カメラ動画のキャプチャ画像ですが、異常にくっきり見えます。すごい夜間撮影性能、肉眼だと真っ暗なのに不思議です。

ガチ防犯カメラ用途としては、SDカードに保存できるのが公称32GBまでという事で2日ちょっと分しか動画を保持出来ないので微妙です(128GBでも使えるという情報もあり)

代替ストレージとしてNASに外部保存する機能がベータ版で存在しますが、現時点で未完成なので今後のアップデートに期待。

とは言っても、3,000円程度で使える簡易防犯カメラとしては最高のコスパだと思います。

今回の露出ボックス増設DIYも材料代は5,000円以内だったので「ATOM Cam 2」とあわせて格安防犯カメラDIYデビューしましょう!