モニタサイズ別の解像度とドットピッチ

大画面のPC用ディスプレイを導入しても高解像度のディスプレイでは文字が小さすぎて読み辛くなる事があります。画素1ドットあたりの大きさであるドットピッチ(ピクセルピッチ)の違いによるものです。

パソコン上で文字を表示する際に文字の線の太さを1ドットとして表現する事が一般的な為「ドットピッチが大きい=文字が太くて読みやすい」という事になりますが逆に大きい文字を複数のドットで表現する場合にはドットピッチが大きいほど滲みが大きくなります。

プログラミングや株式投資などで一画面に多くの文字列を表示する場合にはドットピッチが大きい大画面ディスプレイの方が文字の滲みがなく太くてくっきりとした文字を表示できます。

写真や動画再生などの一般用途の場合には高解像度でドットピッチが小さい方がより繊細な映像を表示できます。

以下、画面サイズとドットピッチの比較表です。


スクエア型

サイズ
15インチ
16インチ
17インチ
18.1インチ
19インチ
20.1インチ
21.3インチ

解像度
1024 x 768
1280 x 1024
1280 x 1024
1280 x 1024
1280 x 1024
1600 x 1200
1600 x 1200

ドットピッチ
0.297mm
0.248mm
0.264mm
0.280mm
0.294mm
0.255mm
0.270mm


16:9比率 ワイド型

サイズ
15.6インチ
18.5インチ
20インチ
21.5インチ
23インチ
23.6インチ
24インチ
27インチ
27インチ

解像度
1366 x 768
1366 x 768
1600 x 900
1920 x 1080
1920 x 1080
1920 x 1080
1920 x 1080
1920 x 1080
2560 x 1440

ドットピッチ
0.252mm
0.300mm
0.276mm
0.248mm
0.265mm
0.271mm
0.276mm
0.311mm
0.233mm


16:10比率 ワイド型

サイズ
19インチ
20インチ
22インチ
22インチ
24.1インチ
25.5インチ
27インチ
30インチ

解像度
1440 x 900
1680 x 1050
1680 x 1050
1920 x 1200
1920x1200
1920 x 1200
1920x1200
2560 x 1600

ドットピッチ
0.284mm
0.258mm
0.282mm
0.247mm
0.270mm
0.287mm
0.303mm
0.250mm


ドットピッチまとめ

プログラミングや株式投資では大画面でかつドットピッチが大きい16:10ワイド型 27インチ (1920 x 1200 WUXGA) がドットピッチ 0.303mmとなりオススメです。

ただし現状では映像の再生などに向いているFullHDディスプレイが主流のため解像度 1920 x 1200 の27インチ製品の取扱は残念ながらほぼ無い状況です。